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研究分野 AI

AI

近年、AI(人工知能)技術は生成AIを中心に急速な進化を遂げており、これまで活用が困難とされていたビジネス分野を含め、活用が社会全体へ広がっていくことが想定されます。
当社では、未来社会におけるAIテーマ(バックキャスト)と既存事業(フォアキャスト)を組み合わせて、AIロードマップを策定し、将来のDXビジネス(Erhoeht-X)に資する生成AI、特殊字形AI-OCR、ロボットの行動最適化AIなどの研究開発を中長期的な視点で推進しております。これらの技術を当社の様々な事業分野に活用することで事業の拡大と創出を行い、ゆたかな社会の実現を目指します。

活用イメージ

当社では、これまでの事業で蓄積してきた知見・ノウハウをもとにタスクに合わせた最適な生成AIの研究・開発をしています。
画像生成AIの分野ではデザイナー・クリエイターが培ってきた知見を学習データとしたAIモデルによるコミックの自動着色※1、テキスト生成AIの分野では大規模言語モデル(LLM)を用いて、当社グループである東京書籍と連携し、学習指導要領・教科書情報などを入力とした検索拡張生成(RAG※2)の仕組みを活用して学習内容・範囲に応じたAIモデルによる設問の自動生成へ取り組み、これまで専門家が担ってきた業務の自動化をAI技術によって実現します。 ※1 線画のコミックを入力し、カラーコミックを出力
※2 RAG:Retrieval Augmented Generation

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くずし字のような難読文字で記載された文書を対象に「何が」記載されているかだけでなく、文字ごとに「どこに」記載されているかを特定するAI技術(特殊字形AI-OCR)の研究に取り組み、古文書解読の受託だけでなく、大学授業の支援やスマホアプリなどを提供中です。
また、人とロボットが協働する社会の実現に向けて、マルチエージェントシステムを活用した、複数のロボットの行動を最適化するAI技術の研究開発を開始しています。商業施設やラストワンマイル配送での活用も視野に、東京農工大学藤田 桂英研究室との共同研究により、倉庫でのピッキング作業を支援する自動搬送ロボット(AMR)の搬送経路を最適化する取り組みを行っています。

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研究紹介

主要論文・受賞歴

  • 2024/09/11 受賞

    第26回自動認識システム大賞にて「古文書解読サービス「ふみのは🄬」」が優秀賞を受賞

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